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茨城県北茨城市の外壁調査に行ってきました。

こんにちは。(株)遠藤ホーム板金です。
今回は茨城県北茨城市にお住まいの方からご依頼を頂きました。
内容としましては、ベランダの外壁が劣化しており釘がういてきたので外壁の張り替えをしたいとのことでした。
現場調査を行ったところ、確かに外壁が傷んでいました。

よく見てみると、外壁が浮き上がっているところも見受けられました。
大きい地震が来た場合、外壁が剥がれてしまう可能性があります。
また雨水がそこから侵入して中の建材を腐食して雨漏りなどに繋がります。

今回のような外壁は窯業系サイディングと言います。

窯業系サイディングとは、粘土や石灰岩などからガラスやセメントを造る際に窯(かま)を使って処理する工業のことで、
サイディングは板状の外壁の総称です。
窯業系サイディングはセメント質などを原料とした外壁材のことです。
また原料はセメント質80%と繊維質20%の割合となっています。
窯業系サイディングの特徴はまず耐震性が高いことです。
密度が高く硬質な特徴があるにもかかわらずモルタルの半分以下の重さのため、
地震が発生しても建物にかかる負担が少ないということです。
次の特徴としまして耐火性に優れています。
防火外壁材として住宅基準法に基づいた防火性能試験をクリアしており、炎や熱を遮る時間が45分~1時間ほどあるので、
もし火事が起こっても被害を最小限にとどめることができます。
またデザインも豊富にあるので、安価でおしゃれなデザインから選べるようになっています。
メリットとデメリットを簡単にまとめると次のようになります。
メリット               デメリット
・初期費用が抑えられる        ・メンテナンス頻度が多い
・耐火性に優れている         ・熱をためやすい
・デザインが豊富           ・本物の質感には劣る
どのようなものにもメリット、デメリットがあるので自分の求めている条件に合っているものを選ぶといいですね。

次に窯業系サイディングの劣化時の症状についてですが、次のよう順番で症状の深刻度合いが上がります。

今回は外壁が浮いているので第2段階といったところです。
この反りや浮きが起きる原因ですが防水性が落ちることで吸水する、
コーキング(シーリング)が劣化する、主にこの2つです。
つまり水分を吸収し、膨張することが原因と言えます。
こういったことを防ぐには定期的なメンテナンスを行うこといいですね。
これで現場調査は完了です。
現場調査を踏まえてお客様と話して御見積書を作成させて頂くこととなりました。
弊社は修理交換だけでなく、点検・メンテナンスも行っています!
お家のことでお困りでしたら、(株)遠藤ホーム板金までお気軽にご相談ください。

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