ブログをご覧の皆さん、こんにちは。遠藤ホーム板金です。
今回のブログは前回いわき市にて雨漏り調査を行った現場の続きの内容になります。

雨漏りの原因を特定するため散水試験を行いましたので詳しい内容をご紹介させて頂きますね。

　
まず散水試験とは何かというと、雨水が侵入していると思われる部分に水をかけて
侵入経路を特定する作業になります。
散水試験を行うことで雨水が侵入している部分がピンポイントでわかるため
無駄な工事を行わなくていいためコストが抑えられ必要な工事はなにかを知ることが出来ますね。

散水してすぐに水が漏れてくることはあまりないので
しばらく様子を見たり時間が経ってから確認を行ったりしますよ。
また水の侵入経路がわかりやすいようにサーモグラフィを使用して確認を行っています。

　
散水試験を行ったことで雨水が侵入している部分が判明しました。
どうやら屋根の板金部分と笠木のジョイント部分から雨水が入っていたようです。

このようなちょっとした隙間からでも雨水が侵入して雨漏りに繋がってしまうので
定期的に点検などを行うことが大事になってきますね。

また雨漏りが起きているわけではないのですが、外壁に設置されている配管などの部分で
時間が経つと劣化が進行して雨漏りに繋がりそうな部分がある状態でしたので
こちらも今のうちに補修を行った方がいいと思われる状態でした。

以上で散水試験完了になります。
散水試験の結果から笠木と壁面部分の板金のカバー工事と
壁面部分の配管周りのシーリング補修をご提案させて頂きました。

雨漏りが発生したら早急に対応することをお勧めします。
雨漏りが進行してしまうと建材を腐食させてしまい耐久性を低下させてしまう恐れがあります。
見つけ次第プロの方にすぐ相談するようにしましょう。

また雨漏りの初期症状として天井や壁のシミ・壁紙の剥がれ・木材の変色などがありますので
これらを見つけた段階で相談すると雨漏りを防ぐことができるかもしれませんよ。