【施工場所】福島県郡山市
【施工内容】雨漏りした屋上防水の防水工事　笠木の補修工事
【工事費用】１０７万円

今回は郡山市で仕事をしているお客様より雨漏りして困っているので直したいとの依頼があり工事を行わせて頂きましたので詳しい内容をご紹介させて頂きますね。

　
現場調査を行ったときの状態ですが、雨漏りは屋根から発生している可能性が高かったので屋根を確認させて頂きました。
建物の屋根は屋上防水となっていました。
雨漏りの原因ですが、屋根の防水層に経年劣化による亀裂が発生しており、そこから雨水が侵入していることが判明しました。
防水全体の劣化が進んでいたため、しっかりとした防水塗装工事が必要ということで防水工事を行うこととなりました。

一段下がったところの防水には笠木（屋根の端の最上部）が取り付けてありました。
こちらの継手にも劣化が見られ、隙間が出来ているのを確認しました。
現時点では雨漏りは確認されませんでしたが、長期間放置すれば雨水が侵入する可能性が高い状態です。
そのため防水と一緒に補修作業を行うこととなりました。

防水塗装を行うにあたり、まずは屋根全体の掃除を行う必要があります。
掃除をしないで塗装を行ってしまうと塗装が剥がれやすくなってしまったり、完成後の見映えが悪くなってしまいます。
そのため塗装の前は屋根であっても、外壁であっても掃除を行うことが重要になりますよ。

掃除は高圧洗浄機を使用して長年かかって付いた埃や汚れを落としていきます。

掃除が終わったら亀裂が発生していた部分シーリングなどを使用して塞ぐ作業を行います。
亀裂の補修が終わったら屋根全体にプライマーという塗料を塗布していきます。
これは下地と防水塗料の密着性を高めるために塗布しています。これにより防水性を高めることも出来ますよ。

プライマーが乾いたら、中塗り材としてエコプルーフという塗料を使用しました。
この塗料は伸縮性が高いもので亀裂などにもしっかりと浸透するものとなっています。

塗布する際はローラーなどを使用して均一な厚みになるように気を付けて作業を進めていきますよ。

Before　　　　　　　　　　　　　　　　After
　

　
最後にトップコートを全体に塗布して仕上がりになります。
このトップコートは紫外線や風雨から防水層を守ってくれる塗料になります。防水が保護されることで長持ちする防水に仕上げることが出来ますよ。

仕上がった状態が写真の状態になります。
綺麗な状態になりましたね。亀裂も無くなり雨漏りの心配もいらなくなりましたね。

　
雨漏りに繋がりそうだった笠木の継手部分には、マスキングテープを貼りシーリングを塗布していきます。
しばらく時間をおいてシーリングが固まったら上から防水テープを貼らせて頂きました。
シーリングと防水テープで二重の防止対策をさせて頂きましたよ。

Before　　　　　　　　　　　　　　　　After
　
これで笠木部分の補修工事も完了になります。
これでこちらから雨漏りに繋がる可能性をつぶすことが出来たかと思います。

お客様からもこれで安心して過ごすことが出来ますとお喜びの声を頂くことが出来ました。